機長が長年サブカードとして保有してきたANA VISA Suicaカード(以下、ANA Suica)を解約しました。
ANA Suica解約の理由3点
1. 年会費割引サービスの改悪
2. 利用頻度の低下
3. サービスの重複
1. 年会費割引サービスの改悪
ANA Suicaの年会費は2200円(税込)ですが、これまではマイ・ペイすリボを設定して年1回以上利用するだけで826円(税込)に割引されていました。
この割引条件については2021年4月から年1回以上のリボ払い手数料の支払いが必要になる変更(改悪)が予定されています。繰り上げ返済を利用して手数料を少なくするテクニックはあるのですが、手間を考えてこの方法は利用せずにカード自体を解約することにしました。
これまで年会費826円で継続マイルが1000マイルもらえたのはなかなか良いコストパフォーマンスだったと思います。
2. 利用頻度の低下
ANA SuicaはメインカードのJCBザ・クラスのサブカードの位置付けだったので元々利用頻度はあまり高くなかったのですが、JALカード(JGC)に入会してからはますます出番が減っていました。
3. サービスの重複
交通系のANAカードとして同様の機能を持つソラチカカードも保有しているため、サービスが重複していて少々無駄に感じていました。
ANA Suica解約前の注意点
年会費発生のタイミング
ANA Suicaの支払日、加入月によって年会費発生のタイミングが設定されています。無駄な年会費が発生しないようなタイミングで解約を行うと良いでしょう。
年会費お支払い月・適用期間早見表|クレジットカードの三井住友VISAカード
自動引落設定
月額料金の支払いなどの自動引落に設定していた場合、カード解約後に引落不能でサービスが止められてしまうことがあります。事前にどのサービスにカードを使用していたかを確認し、別のカードへの変更を行っておきましょう。
ICカード残高
カード内蔵のSuicaを使用している場合、残高を使い切るようにしましょう。
Vpassでの作業(支払額の確認、ポイント交換)
解約後にはVpassにログインできなくなりますので事前に支払額の確認、ポイントの交換手続きを行っておきましょう。
その他
ANA Suicaと紐付けている別サービスのカード(iD専用カード、ETCカード)がある場合はこちらのカードも解約後は利用できなくなります。また、カード型のSuicaとリンクさせてオートチャージを利用していた場合、解約後はオートチャージが利用できなくなります。
ANA Suica解約方法
今回はVpassアプリから解約を行いました。
- Vpassアプリにログインします。
- メニューから各種変更手続きを開きます。
- カードの退会(解約)を開きます。
- 確認事項、注意事項を読み進めます。
- 解約するカードの選択(カード本体かiD専用カード)を行います。今回はカード本体の方を選びました。
- カード退会の理由を選択します。今回は「年会費がかかる」を選びました。
- 同意、確認の上で決定を押すと解約が行われます。
解約後にはメールでも案内が届きます。
まとめ
保有しているクレジットカードは利用頻度やサービスの改悪、年会費とのバランスなどを考えて定期的に見直しを行なっていきましょう。
また、クレジットカードの解約にあたってはポイントの交換や登録の変更などを事前に行なっておくことが大切です。