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Welcome on board! 機長がクレジットカード、ポイント、マイルを解説します

東京メトロの2種類のメトロポイントの違い

機長が利用している東京メトロですが、似たような名前のメトロポイントサービスを行っていますのでその違いと機長の現在の利用方法についてまとめてみました(2023年1月現在)

 

 

2つの「メトロポイント」

東京メトロからは「メトロポイント」という名称の2種類のポイントサービスが提供されています。

 

1.メトロポイント(メトロポイントPlus)

2008年頃のPASMOカード開始直後から東京メトロToMeCard(クレジットカード)のポイントとして導入されています。

乗車(定期外)、定期券購入、提携店舗・自販機での利用などでポイントが貯まり、クレジットカードで貯まったポイントの交換でも貯めることができます。

一時期、LINEポイント等の様々なポイントからメトロポイントに交換することができ、また特にソラチカカードではANAマイルへの交換レートが良かったため、「ソラチカルート」としてよくポイント交換に利用されていました。

このルートは2019年末にポイント交換のルートが変更されたことにより現在は終了しています。

 

2.メトロポイントクラブ(メトポ)

2018年に導入された東京メトロとPASMOの乗車ポイントサービスです。クレジットカードの入会は不要ですが、PASMO単位で登録を行う必要があります。

乗車以外では「東西線オフピークプロジェクト」参加等のごく限られた機会でのみ貯めることができます。

貯まったポイントは10ポイント単位でPASMOにチャージすることができます。

 

その他地下鉄ポイント

都営地下鉄ではToKoPoという都営交通の乗車ポイントサービスが実施されています。こちらも会員登録とPASMOの登録を行うことでポイントが貯まります。

都営交通の乗車ポイントとなるため、都営地下鉄以外にも都営バス乗車でもポイントを貯めることができます。

貯まったポイントは10ポイント単位でPASMOにチャージできます。

 

上記で紹介した3つの地下鉄ポイントサービスはPASMOの種類によっては併用が可能となっています。ただし、それぞれのポイントサービスは別物になりますので互いのポイントを移行したり統合することはできません。

 

有効期限に注意

メトロポイントPlus、メトポ、ToKoPoいずれのポイントも有効期限が翌年度末となっており、JALやANAのマイルに比べると有効期限が短く感じます。

特に3月に貯めたポイントは翌年の3月末までの実質1年程度しか有効期限がありませんので、ポイント残高は定期的にチェックして早めに交換しておくと良いでしょう。

 

機長の現在の使い分け

機長は現在交通系ICカードについてはソラチカカード内蔵のPASMOに集約しています。

  • メリット

・オートチャージ利用可能

・複数のポイントサービス併用が可能(メトロポイントPlus、メトポ、ToKoPo)

・貯まったメトロポイントPlusをANAマイルに交換可能(100ポイントで90マイル)

 

  • デメリット

・モバイルPASMO、モバイルSuicaのように残高確認やチャージをその場で行うことができない

・ソラチカカードの年会費(2200円)が発生する

 

機長がモバイルPASMOを利用していない理由

機長が使用しているiPhone 13 ProにはモバイルPASMO、モバイルSuicaの設定が可能ですが、機長は今の所は積極的には利用していません。

・モバイルPASMOのオートチャージをソラチカカードで行うことができず、ソラチカカードとは別にオートチャージ対応クレジットカードが必要になるため。

・モバイルPASMOでは入場券や企画券(羽田空港利用時の「モノレール&山手線内割引きっぷ」など)を券売機で購入できないため。

 

モバイルPASMOへの切り替えは券売機やICチャージ機が幅広くモバイルにも対応したタイミングかなと考えています。

 

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