階級エアライン

Welcome on board! 機長がクレジットカード、ポイント、マイルを解説します

航空ファンから見た半沢直樹 帝国航空編

人気ドラマの半沢直樹が帝国航空編になってから面白くなってきました。航空ファンからの目線での感想を書いてみました。

以下、ドラマの内容を含みますので気になる方はご注意ください。

 

 

 

 

 

半沢直樹 帝国航空編

第5話から東京中央銀行に戻った半沢直樹は帝国航空の再建に関わることになります。原作を読んでいなかったので航空会社が出てくるとは思っておらず、ビックリ&嬉しい気持ちでした。

 

帝国航空とスカイホープ航空

帝国航空は2010年1月に経営破綻した日本航空(JAL)をモデルにしているようです。また、第6話で人員受け入れ先に手を挙げたスカイホープ航空は当時の状況ですとスカイマークがモデルですね。

 

グレートキャプテン

本物のグレートキャプテン(小林宏之さん)は旅客機・エアライン検定のイベントに参加してサインを頂いた事があります。トークショーも面白い内容でさすが経験豊富な機長といった感じでした。

www.classairline.com

 

ドラマでのグレートキャプテン(木滝英雄)も小林宏之さんのような経験豊富な機長として登場します。

 

伊勢志摩空港

伊勢志摩空港は第5話で登場した実在しない架空の空港ですが、エンディングのクレジットに茨城空港と出てきますのでこちらがロケ地になっていたと思われます。ちなみに三重県に空港はありませんが、伊勢志摩方面に空港があると空路ではかなり便利になりそうですね。

 

羽田空港、成田空港でのロケ

第5話では羽田空港、成田空港と思われるシーンが複数箇所登場していて航空ファンならすぐにどこかわかった事でしょう。

  • 5分頃 羽田空港ではなく、成田空港のハンガーと思われます
  • 7分頃 チェックインカウンターのシーンは新しい羽田空港国際線ターミナル(T2)
  • 8分頃 制服を選んでいるシーンは羽田空港(窓から第3ターミナル:旧国際線ターミナルが見えます)
  • 34分頃 HANEDA INNOVATION CITY

半沢直樹と木滝、永田が話すシーンでは後方に真っ白な飛行機が映っていましたが、塗装無しの機体が映ったのか特定の航空会社に偏らないように処理したのかは不明でした。 

haneda-innovation-city.com

 

ちなみに昨年のJALマイレージ王決定戦で訪れたJALメインテナンスセンターは残念ながら登場していないようでした。工場見学の様子は以下の記事にまとめています。

www.classairline.com

 

登場企業

前述のスカイホープ航空以外で帝国航空の人員引受先として登場するトキワ自動車(ノーサイドゲーム)、帝国重工(下町ロケット)は過去の日曜劇場で登場した企業の名前ですのでドラマを観た人は気づく内容でしょう。

 

今後の半沢直樹は?

第6話以降は空港の出番は少なくなって会議室などのシーンが増えてきましたが、 今後の飛行機、空港の登場シーンを大いに期待しています。先週は緊急生放送となり、ストーリーの方は1週間遅れてしまいましたが、ドラマ話数の短縮などは行われていないようですので最終回まで楽しみにしています。