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JCBザ・クラス特典のプライオリティ・パス改悪

機長のメインカードであるJCBザ・クラスの特典の一つである「プライオリティ・パス」のサービスの一部改悪が発表されましたのでその内容と影響を記事にまとめました。

JCBザ・クラス特典のプライオリティ・パス

JCBザ・クラス特典のプライオリティ・パス

 

プライオリティ・パスのサービス

「プライオリティ・パス」(Priority Pass: PP)は空港内にあるラウンジを利用できるサービスになっています。対象となるラウンジは主に国際線の保安検査後の制限エリア内にあり、通常はその航空会社の上級会員やビジネスクラス以上の座席を購入した場合にのみ利用できる航空会社ラウンジが含まれています。このため、他社便やエコノミークラスでの利用の際にもラウンジが利用できるとても魅力的なサービスとなっています。

 

JCBザ・クラス特典のプライオリティ・パス

通常のプライオリティ・パス会員は年会費($99〜)が発生する有料のサービスとなっていますが、JCBザ・クラス会員には申し込むとこのプライオリティ・パスが無料で発行される特典がついています。

また、このJCBザ・クラス特典のプライオリティ・パスについては利用回数について制限がないため、$469プレステージ会員相当の利用が可能となっています。

さらにJCBザ・クラス独自の特典として通常は同伴者1人目にかかる都度料金($35)が無料になる、同伴者1名無料の特典が付属しています。なお、同伴者2人目からについては有料($35)となっています。この同伴者1名無料はJCB独自のサービスとなっており、各ラウンジでは案内されませんので注意しましょう。

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今回のプライオリティ・パス改悪内容

JCBカードからの案内では2024年10月31日8PM以降のプライオリティ・パスの利用について、国内の利用できる対象施設が「ラウンジ」のみになるとのことです。

具体的には国内の「お食事」「リフレッシュ」「休憩」などの「ラウンジ」以外の施設で特典が受けられなくなります。これまでプライオリティ・パスの大きな魅力の一つとなっていた「ぼてぢゅう」での食事¥3400相当が利用できなくなることになります。

 

プライオリティ・パス影響まとめ

今回の変更の対象は国内施設の「ラウンジ」以外のみとなっており、国外の施設については引き続き全ての施設が利用可能との案内ですので、機長がJGC修行の際に利用した海外ラウンジやレストランのハシゴは引き続き可能となっています。

 

・シンガポール チャンギ空港でのPPラウンジ利用

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・オーストラリア シドニー空港でのPPラウンジ利用

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今回、国内施設での利用については改悪がありましたが、JCBザ・クラス特典のプライオリティ・パスは無料発行でき、同伴者1名無料という大きな利点は残るため、引き続き機会があれば利用していきたいと思います。