本日(12月16日)に放送されたプロフェッショナル「ジブリと宮﨑駿の2399日」を観ての感想です。
多少、番組や映画の内容に触れたネタバレを含む部分がありますのでご注意ください。
「君たちはどう生きるか」
この番組は当初、宮崎駿監督の最新作「君たちはどう生きるか」についての制作過程がメインになると思って視聴し始めました。
「君たちはどう生きるか」は機長も公開をとても楽しみにしていた作品で初日にレイトショーで鑑賞してきました。
ジブリ風で始まった番組
番組は当初、宮﨑監督のセリフと過去のジブリ作品の名シーン、名セリフを重ねた演出があり、楽しく気軽に観られる印象で始まりました。
取材はかなり長期間にわたって行われたようで、内容には引退を撤回した2016年頃の話題なども含まれていました。
途中から高畑勲監督との関係へ
番組の中盤からは2018年に亡くなった高畑勲監督(パクさん)との関係がメインになってきます。宮﨑駿監督にとって高畑勲監督は目標や憧れの存在だったようで、高畑勲監督の死去は宮﨑駿監督にかなりの影響を与えたことが描かれていました。
最後に映画が完成
作品が完成に近づくにつれ宮﨑監督の現実と映画の行き来が描かれていきます。宮﨑駿が今回の「君たちはどう生きるか」にかなり注力していた分、その反動や影響がとても大きかったことが感じられる内容でした。
最後に流れた米津玄師の「地球儀」がエンディングにピッタリで映画の内容を再起させる内容でした。
番組を観ての機長の感想
今回の「ジブリと宮﨑駿の2399日」を観て、「君たちはどう生きるか」への制作過程は単なる映画の制作過程ではなく、宮﨑駿監督の生き方そのものである点を感じました。
最後に監督がナウシカの絵を描いていたので次はナウシカ関連で何かあるのかなと思われますが、まだまだ作品を作って欲しいと思います。
「君たちはどう生きるか」はまだ一部映画館では上映中なので年末年始で忙しい中ですが、もう一度映画館で観られたらと思います。とても良い番組でしたので番組自体ももう一度見直したいと思います。