11月に詳細発表となっていた2024年からのJAL新ステイタスプログラム「JAL Life Statusプログラム」の詳細が発表されました。
JAL新ステイタスプログラムは「JAL Life Statusプログラム」
JAL新ステイタスプログラムの名称は「JAL Life Statusプログラム」と発表されました。名前にある通り、生涯を通してステイタスポイントを貯めていくプログラムとなっています。
1 ステイタスポイントは「Life Status ポイント」へ
新ステイタスポイントとなるLife Status ポイントはJAL便の搭乗だけでなく、JALカードやJAL Mallの利用でも貯まるようになっています。
なお、既存のFOP(Fly On Point)によるステイタスプログラムも継続されますが、サファイア到達によるJGC入会は不可となっています。
2 Life Status ポイントは無期限!
Life Status ポイントはJMB会員である限り無期限のポイントとなっており期限を気にせずに貯めることができます。
ただし、このLife StatusポイントはFOP同様の「ステイタスポイント」なのでマイルと異なり、このポイントを利用して何かのサービスを利用したり、購入することはできません。
3 新グレードの導入
Life Status ポイントの獲得ポイントにあわせた「Starグレード」という新しいグレードが導入されます。
今後はLife Status ポイントが1500ポイント以上となった人だけがJGC入会(JGC Three Star)できるようになります。
一方で新たにJMB elite、JMB elite plusのグレードが設定され、JGC入会以前にも回数制限がありますが、サクララウンジが利用できるようになります。
修行でのJGC入会ハードルが大幅難化!
優先搭乗や専用レーンが利用でき、機長も利用しているJAL Global Club(JGC)ですが、今後の新規入会への条件は相当厳しくなっています。
例えば、国内線50回搭乗の場合、Life Status ポイントが250ポイントとなりようやくJMB Elite、JGC入会の1500ポイントのためには何とその6倍の300回の搭乗が必要になっています。。。
JALカード利用の場合、月に20万円利用して5ポイントなので、JGC入会の1500ポイントのためにはこれを25年間続ける必要がありそうです。。。
既存JGC会員の機長への影響は?
機長はすでに2020年にJGC入会していますので、新プログラムでも引き続きJGC会員(JGC Three Star)となります。
Life Status ポイントの計算方法は発表されているため、機長も自分の搭乗履歴から計算してみましたが、JGC入会基準の1500ポイントには遠く及ばない結果でした。
まとめ
今回発表された「JAL Life Statusプログラム」は改悪というよりはこれまでと全く異なる別のプログラムになっています。この新プログラムでは修行などを利用した短期間でのJGC取得はかなり困難となりました。
残念ながら機長が以前に予想した通りの内容となってしまい、今後新規に修行でJGC取得を目指す人はほぼいなくなってしまうのではないでしょうか。。。
2024年春頃にはLife Status ポイントが積算されるサービスが追加予定となっています。今後JGC入会を目指すのであればこのサービスの利用も含めて総合的にLife Status ポイントを長期間かけて貯めていく必要がありそうです。